フラゴナール展 美術館

本日、行ってきた「恋するフラゴナール展」。ロココ絵画の代表的画家フラゴナールの大ファンの私にとっては感動、感動の美術展で涙目になりながらの鑑賞でございました。
高ぶる感情を抑えつつ、じっくり鑑賞してきた。
場所はサンジェルマン デ プレ界隈にあるミュゼ リュクサンブール。

日本語ガイドもしっかり借りて、いざ出陣。

平日にも関わらず、結構な混雑ぶりだった。


フラゴナール好きなら、どの絵もみた事ある物ばかり。
実際に本物を目の前にすると、筆のタッチをよく見る事ができ、立体的に見せる技術等を巧みに使っていることがよくわかる。

#これはフラゴナールの師匠ブーシェの作品。



官能的な絵が多いフラゴナールの作品だが、ロココ時代の象徴的な色遣いで、後に出てくる印象派達に大きく影響を与えた話は有名だ。

この二つの絵は、デュ・バリー夫人がフラゴナールに発注した絵という事を今日初めて知った。
デュ・バリー夫人とは、ルイ15世の公妾で、娼婦出身な為にマリー・アントワネットとはソリが合わなかった話はあまりにも有名な話。性格がとても良い人だったらしく、ヴェルサイユ内ではとても人気があったと本に記述されている。
最期は、ギロチン台に送り込まれるという数奇な運命を辿った女性。



お土産コーナーも充実。




じっくり鑑賞し、二度も館内を見て回ってしまった為、外を出る時は真っ暗。

今夜は、売店で購入したフラゴナールの本を再度堪能するつもり。
良い日だった




- 関連記事